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アニマルレイキな日々

場へレイキー児童と家族団欒への効果(永井 貫太)

1/28/2022

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2020年アニマルレイキカンファレンス発表内容より

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​はじめに
 レイキというと、人や動物に手を当ててヒーリングするイメージが強いと思うが、
対象に制限はなく、場(空間)に対してレイキをすることもできる。場へレイキすると、
場の感じがどのように変わり、その場にいる人にどう影響するかを調べた。
 場へレイキとは
 具体的にどのようにやるかというと、
アニマルレイキのスペース法を使って
場(空間)を意識してレイキをする。
右の写真は我が家の猫に対してスペース法でレイキをしているところである。このときは猫とその周りの空間を限定的に意識しているが、意識を場全体に設定すれば、
場へレイキしていることになる。
 
今回の調査では、
①職場リビングにレイキして、児童への効果を調べる。
②自宅リビングにレイキして、家族団欒への効果を調べる。
の2つを行った。
 


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1.児童への効果
 
■材料と方法
使った場所:職場リビング
使った人:施設利用者の児童たち
方法:場へレイキを10分したあと、
児童の様子を観察し、入室時と退室時の
笑顔度をしらべる。
 
 
 
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準備:ステップ1
 まず、自分の空間の感じ方をつかむ練習をした。明るさ、におい、重さ、湿気、感じという項目を設定し、自分の主観ではあるが、1~5の5段階で評価を行った。家(自宅)やガストなどのレストランで試し、テイスティング結果という右表にまとめた。
 
(5段階評価)
1暗い~明るい5
1悪臭~いい感じの臭い5
1重く感じる~軽く感じる5
1じめじめする~からっとしている5
1嫌な感じ~いい感じ5
 
 ​


準備:ステップ2
 次に、これを応用して職場でテイスティングを行った。場へレイキを行う前と、10分間行った後でテイスティングを行い、記録したのが右表である。2019年11月27日のデータを例にとると、
レイキ前には全ての項目で2であったのが、
レイキ10分後では全ての項目で3になっているので、場の雰囲気が良くなったと判断できる。
 
 表の下にある※熱さ3→2、ビリビリ3→2というのは「ひびき」の記録で、レイキをしている間に感じる手の感覚の変化である。こちらの数字の減少は症状の改善を示唆するので、場に効果があったと推測できる。
 ​
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■教室内の児童の観察
 実際に児童への効果がどうだったかを判断するため、笑顔度という指標を設定し、1~5の5段階で評価をした。数字が大きいほど良いメンタルという意味である。右表は2019年12月14日の例で、
入室時に2で低めの子がいたが、退室時には3に上がっている。その他の子は変化がなかった。
 表下部に合計、平均、平均比を出して、全体として笑顔度が上がったかどうか分かるようにした。
 
 このデータを30日分とった結果、
笑顔度が
上がる日:17日(57%)
下がる日:7日(23%)
変わらない日:6日(20%)
となり、半分以上の日で上がるという結果になった。
 
 
 ​
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■結果
 主観的ではあるが、場へレイキ10分間で空間の居心地の良さが改善し、児童のメンタルにも効果があることが分かった。
 
 
 ​
2.家族団欒への効果
■ここ数年の家族状況
 家族団欒への効果を調べる背景として、私の家族の状況があるので説明したいと思う。
私は実家住まいで父母妹と4人で暮らしているが、家族関係がうまくいっていない。とくに父との関係でうまくいっていない。父に元気がなく「調子が悪い」が口癖で、家族が「じゃあこうしたらどう?」と提案してもネガティブな反応が返ってきてしまう。例えば、病院に行ってくれば、と言うと歩けないと言うのだ。実際は歩けるのだが。あとは、ちょっとそこらへんでも散歩してきたら、とか言ってもダメで、効果はなかった。何かしてはあげたいのだが、有効打が打てずこれまで来てしまった。そんな父に対して私がネガティブな感情を抱くことも多く、優しくなれないこともあった。
 最後に、夕食時のコミュニケーションが少ないのが特徴で、特にこちらから話すこともなく、父も夕食を食べ終わって、テレビをちょっと見て自分の部屋に引っ込んでしまうので、滞在時間が少なく、家族団欒としては寂しい感じであった。このような状況で、父に手当てでレイキをすることも難しかった。そこで、場へレイキをしてみたら効果があるのではないかということで、取り組んでみた。
 
 
 

■材料と方法
 
使った場所:自宅リビング
 
使った人:家族
 
方法:
家の食卓にて場へレイキを10分間して、
夕食後の家族の団欒時間の変化を調べた。
(父親の滞在時間の変化)
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 上のグラフは、夕食後10分間場へレイキをした時の父親のリビングルーム滞在時間を表したものである。横軸に日付をとり、縦軸に滞在時間をとって、グラフに青い点でプロットしている。上がったり下がったりしながら徐々に増えている様子が分かると思う。緑の線はトレンドラインで大まかにどちらの方向に向かっているかを示す線であるが、これも明らかに右肩上がりになっている。
 結論を言うと、父の滞在時間が実施前は平均15分だったのが、1ヶ月目では5分伸びて
平均20.2分、2ヶ月目ではほぼ倍になって、平均29.9分に増えたのである。

 
 
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 右図は5日ごとに平均をとった棒グラフである。
こちらも青い棒の方は上がったり下がったりしているが、緑のトレンドラインを引いてみると、右肩上がりになっているのが分かる。
 
 
 
■結果
父親の夕食後のリビングルーム滞在時間が増えた。(家族団欒の時間が増えた。)
 
 
■私の父親への気持ちの変化
 日々場へレイキをしながら私の父に対する心持も変わってきた。もちろん日々のアニマルレイキの実践と合わせた効果だと思うが、より穏やかな気持ちで向き合えるようになった。一緒にいる時の安心感が増し、父との関係、父の心身の調子に希望が持てるようになった。
 
 
■父の変化
 一方父の方はどうかというと、まず猫をよく触るようになった。すごい豪快になでていることもある。それから猫に声をかけるようになった。これも今まではあまりなかったことである。そして、声も明るくなった。ちょっとした返事、「ご飯だよー」に対する「んー」とか、声のトーンが明るくなった。
 不調の訴えが減ったこともある。「調子悪い」の口癖が減った。そして薬への依存が減った。睡眠誘導剤がないと眠れず、薬がなくなるとパニックですぐ病院にもらいに行くという感じだったのが、いつの間にか病院に行かなくなっていた。
 一言で言うと、「少し元気になった」のである。
 
 
 
3.結果まとめ
①児童・・・空間の居心地の良さが増す。児童の笑顔度が増える。
②家族団欒・・・父親のリビング滞在時間が増えた。関係にも改善がみられる。
 
以上から、場へレイキは人のメンタルに有効であることが示唆された。
 
 
  
​​

4.考察
 場へレイキは間接的な手法ではあるが、家族関係が良好でなく手当てや遠隔ヒーリングをすることが難しい場合には、心理的抵抗が少なく取り組みやすく、効果も実感できる方法である。私としては、長年にわたり低迷していた家族関係に自分が良い変化を起こせるという体験ができたことが大きかった。アニマルレイキのおかげであり、講座を受けるきっかけとなった猫たちのおかげであり、色々ある家族のおかげである。
 
 アニマルレイキは、人間関係に希望をもたらすことが強く示唆された。
 ​
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    著者

    福井利恵
    ​アニマルレイキ協会代表理事

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